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離婚裁判を実行するデメリット

離婚裁判はデメリットもあります。 利点と見比べた上で、自分自身に裁判離婚を選択するのが一番いい選択なのかそうではないのかは時間を掛けて確認しておきましょう。 まず、必要となるコストと時間が取られるというデメリットがあります。 裁判ともなれば、弁護士へお願いするためのコストが欠かせません。 裁判を利用することによって離婚を勝ち得ることができれば、財産分与や相手サイドからの慰謝料でそうしたコストも相殺できますが、仮に負けた場合は結局のところとても大きな負担ということになります。 時間的にも事と次第によると1から2年ほどの戦いとなることを受け入れることが求められ、その期間は暮らし面でもメンタル的にも張りつめた生活を送っていくことになるでしょう。 また、離婚裁判の判決に従わないとならないというデメリットがあります。 判決には強制力があります。したがって、必ず守らなければなりません。 慰謝料や養育費が受け入れられた場合安心できますが、仮に相手にとりましてアドバンテージとなる条件での離婚が成り立ってしまったら、結果として悔やむことになる危険性もゼロではありません。

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